この手記にはグロテスクな表現が含まれています。
スーパーでイナダを購入!イナダとはブリの若魚。
ブリは出世魚と呼ばれ、大きさによって名前が違うのです。
地方によって呼び方は様々ですが、代表的な名前の例を書くと、
15cmくらいまでのものをワカシ、40cmくらいまでのものをイナダ、
60cmくらいまでのものをワラサ、90cm以上のものをブリと呼びます。
今日買ったイナダは、夏が旬で、刺身にしても美味しいのです。
300円で売っていたので思わず買ってしまいました。
お顔のアップ。うーん、いい面構えしてますね。
とっても美味しそうだし…( ̄¬ ̄*)ごくり。
…
…
…
…
…ん?
なんか口からはみ出して…いや、むしろ飛び出てるじゃあないか。
グリコのおまけならぬ、イナダのおまけか!?
ええい!引きずり出してしまえっ!!
ずっ…
ずっ…
ずっ…
ずっ…
ずっ…
ずっ…
ゾロゾロゾロ…
イワシ、イワシ、イワシ、イワシ、イワシ三兄弟♪
フハッ!こりゃあ、カタクチイワシじゃあねえか!(水木漫画調)
よくもまあ三匹も口の中に…。
フィッシュイーターであるイナダならよくあることなんでしょうね。
でも私はあまりイナダを買ったことがなかったのでこんなの初体験。
イナダを一匹買って、おまけでカタクチイワシが三匹手に入るだなんて…。
なんだかとってもラッキーじゃないですか!!うならせるねぇ!(水木漫画調)
さて、カタクチイワシとの出会いに胸をときめかせている場合ではありません。
鮮度が落ちないうちにイナダを捌いて料理を作らねば。とりあえず刺身は絶対。
包丁一本握り締めて、いざ勝負です!
スッスッスッス…
ベチャグチョニュリュ…。
ザクザクザク…
グチョグチャドリュン…
ビチャニョチャヂュピャ…
ふう…なんとか下処理と三枚おろし終了〜♪ちと休憩だ…−y(´Д`;)
…ん?
タハッ!胃袋からも何か飛び出してるじゃあないの!!(水木漫画調)
もう大体なにが飛び出しているのか…見当がつきます。ねえ?
ずっ…
ずっ…
ずっ…
ずっ…
ずっ…
ずっ…
ドロドロドロ…
デロレロドロ〜ン…
ほらな!
やっぱりカタクチイワシだ!!
しかも消化途中…(*≧∇≦)b
う〜む…ドラクエで形容するならば「腐った死体」と言った感じ。
シュールストレミングに入ってるニシンってこんな感じじゃなかったっけ?
よし、こいつは放っておいて料理の続きだ!
まずはイナダのクチからコンニチハ!していたイワシ三兄弟を調理!
から揚げ粉をまぶしてから揚げに!さくさくしてて、少しほろ苦くて、
美味しいフライの出来上がり!三匹といわず、もっといっぱい頬張って
いて欲しかったものです。胃の中のゾンビ系イワシはさすがに手をつける
勇気がなかったので三角コーナーへ搬送。
続いては三枚におろした身から刺身が完成!
わさび醤油で食べると美味い!ご飯が進む君(´▽`*)!
刺身の半分を別容器にわけ、醤油と味醂と酒に漬け込む。
数時間漬けたら熱々ご飯に乗せて、昆布と鰹節でとった熱いだし汁を
かけ、刻み海苔といりゴマとわさびを飾って、最後に漬け込みダレを
少しかければ「イナダ茶漬け」の出来上がり!熱いうちにかっこむと美味い。
アラは血や内臓をよく取り除いて、吸い物に。
ダシは魚のアラから出るので入れなくてもいいです。
具がさびしいので豆腐も入れました。上にはベランダで育てている
ミツバを飾りました。頭の部分とか結構身が残っているので、そのまま
捨てるのはもったいないのです。いや〜…食った食った。イナダ君、ご馳走様!
あ、イワシ三兄弟もご馳走様!これにて今回の手記は終わり。
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